音楽とかmacとか日々雑感とか
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<プレ・ループ全景.最初見たとき,うわっ何だあれは!と思った>
アンコール王朝の初期に建てられたというピラミッド型の寺院は二つありました.東メボンと,その南のプレ・ループです.いずれも五基の尖塔を備えたれんが造りの建物で,僕は思わず千年の時に思いを馳せました.
<かつて湖に沈んでいたという東メボン.千年以上前の建造物だ>
ゾウさんがかわいかったので7枚くらい写真を撮ったのですが,あとで相方に「なんでゾウばっかこんなに撮ってんねん」と呆れられました.
<ピラミッドの四方に配されたゾウさん.とってもかわいいぞ>
ピラミッドは最初遠目から見た時,のぼってみてえええ! と思ったので,いちおう二つとも最上階まで登ってみたんですけど,階段がかなりの急勾配で,高所恐怖症の僕はマジで怖かったです.降りる時は思わず念仏をとなえそうになりました.ここに限らず,アンコール遺跡群は上り下りがけっこうありますので,間違ってもハイヒールとかで訪れてはいけません.
<途中で寄ったタ・ソム寺院.かくれんぼするものよっといで>
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<この辺りの遺跡にしばしば見られる切り通し窓のような通路構造>
12月31日水曜日,僕はトゥクトゥクを1日チャーターして,いわゆる<大回りコース big tour>の遺跡めぐりに出ました.
トゥクトゥクというのはバイクに引っ張られる馬車のような乗り物で,要するにタクシーです.屋根だけで窓はないので風がまともに当たります.カンボジアはまだあまり道路が舗装されていなくて,砂ぼこりの舞う道も多いので,コンタクトの人もメガネ必須です.
<プリアカン.「聖なる剣」の意味.荘厳な印象を受けた>
まず訪れたのはプリアカン寺院.すごくよかったです.薄暗い石造りの遺跡の中を歩いていると,探検家になった気分です(笑).外壁にはナーガを踏みつけたガルーダの大きなレリーフもありました.かわいかったです.
<「リンガ」は男根崇拝の痕跡.仏教,ヒンドゥー,アムリタ,神話のるつぼ>
<「教授,あれもリンガですか」「いや,あれは仏像の台座だ」>
軽く1時間くらい見て回ったでしょうか.そのあいだトゥクトゥクの運転手くん(<かなり若い)は何してるかと言うと,お昼寝して待ってるのでした.そーゆー日常みたいです.「絡みつく蛇」ニャックポワンを見学した後,ピラミッドがあるというのでそこに案内してもらいました.
<ニャックポワン.池に浮かぶ円形のほこら.よいこはここであそばない>
お知らせです.第4回勉強会<前夜祭>にマサトさんのミックスが到着しました.ありがとうございます.関係者各位どうぞよろしくお願いします.また外野からのご意見も歓迎です(笑).
Café de Brahms
***
<タ・プローム.大いなる自然の力に貫かれ共存する姿>
火曜の午前中はまたツアーの半日コースに放り込まれた僕.まずはタ・プローム寺院という有名な遺跡に到着です.白い樹木が遺跡に根を張ってしまっているという,かなり衝撃的な光景を目にすることができました.
<何だこれは,木の根がこんな所まで by ムスカ>
あえて切らない,というか切っちゃうと遺跡が崩壊するのでもう切れないんだそうです.何百年もかけて今のかたちになっているので,もうこのままが自然なのかなあという気もします.
それからバスでちょっと郊外の方に連れて行かれ,バンテアイ・スレイという遺跡を見学しました.森の中の小さな遺跡で,ずいぶんと発見されるのが遅れたらしいです.かなり崩れていましたが,ヒンドゥーの神々の見事なレリーフが残っていたりします.かわいらしい遺跡でした.
午後はひとりでオールドマーケットに行って,名物のひとつチキンカレーを食べました.ココナツミルクが入った甘酸っぱい感じのカレー.めっちゃ美味しかったです.夕飯は相方が「インドカレーが食べたい」と言い出したので,僕はカレー三昧になりました.
<バンテアイ・スレイ.シヴァ神もカレー好きだったのだろうか>
Café de Brahms
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<タ・プローム.大いなる自然の力に貫かれ共存する姿>
火曜の午前中はまたツアーの半日コースに放り込まれた僕.まずはタ・プローム寺院という有名な遺跡に到着です.白い樹木が遺跡に根を張ってしまっているという,かなり衝撃的な光景を目にすることができました.
<何だこれは,木の根がこんな所まで by ムスカ>
あえて切らない,というか切っちゃうと遺跡が崩壊するのでもう切れないんだそうです.何百年もかけて今のかたちになっているので,もうこのままが自然なのかなあという気もします.
それからバスでちょっと郊外の方に連れて行かれ,バンテアイ・スレイという遺跡を見学しました.森の中の小さな遺跡で,ずいぶんと発見されるのが遅れたらしいです.かなり崩れていましたが,ヒンドゥーの神々の見事なレリーフが残っていたりします.かわいらしい遺跡でした.
午後はひとりでオールドマーケットに行って,名物のひとつチキンカレーを食べました.ココナツミルクが入った甘酸っぱい感じのカレー.めっちゃ美味しかったです.夕飯は相方が「インドカレーが食べたい」と言い出したので,僕はカレー三昧になりました.
<バンテアイ・スレイ.シヴァ神もカレー好きだったのだろうか>
最初にお知らせですが,オケアレンジ第4回勉強会<前夜祭>に,Avanjourさんのミックス(改訂版)が寄せられましたので,またどうぞ覗きに来てやって下さい.
Café de Brahms
それからevnc_chckさんのブログでは,リストの「愛の夢」をモチーフに,オーケストレーションの基礎講座が始まったようです.ピアノ譜からフルオーケストラ編成へという,とても重要なプロセスが取り扱われると思いますので,特にまだフルオケに慣れていない方は,ぜひ足を運んでみて下さい.
「勘竹庵」
***
29日(月)の午後は,かの有名なアンコールワットへ.上から見ると曼荼羅になっているという話です.曼荼羅フェチの僕はひそかにとても楽しみにしていたのでした.
<見よ,あれが《立体曼荼羅》アンコールワットだ>
ナーガやガルーダといったヒンドゥーの神々に守護された橋を渡り,門をくぐり,広大な庭を抜けると,この天上の楽園とも王の墓所とも言われる不思議な遺跡に到達します.
<中はこんな感じ.この奥の第二回廊は左回りに物語を語る>
アンコールトムもそうでしたが,このアンコールワットも,正確に東西南北に面して設計されていまして,春分や秋分には,真東から昇る朝日や真西に沈む夕日を拝めるのだそうです.第二回廊の壁面には,マハーバーラタやラーマーヤナ,そしてクメール王朝の伝説などの物語が,レリーフで刻み込まれていました.
<至る所に天女のレリーフ.どこかにスカートはいてない人もいるらしい>
建物から中庭に出たところにフランス人の家族連れがおり,パパさんがその辺に腰掛けてタバコを吸っていました.僕はちょっとむむっと思ったんですけど,日本人ツアーの中にいるのでぞろぞろ通過しようとしたのです.
そしたらタイミングの悪いことにママさんの方が「あらたぶん日本人だわ,『コニチワ!』」と話しかけてきたので,思わず「こんにちは,でもここ禁煙だと思うんですけど」とフランス語で注意してしまいまして,各方面からびびられました(汗).
<今は侵入を禁じられた第三回廊.アンコールワットの心臓部だ>
Café de Brahms
それからevnc_chckさんのブログでは,リストの「愛の夢」をモチーフに,オーケストレーションの基礎講座が始まったようです.ピアノ譜からフルオーケストラ編成へという,とても重要なプロセスが取り扱われると思いますので,特にまだフルオケに慣れていない方は,ぜひ足を運んでみて下さい.
「勘竹庵」
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29日(月)の午後は,かの有名なアンコールワットへ.上から見ると曼荼羅になっているという話です.曼荼羅フェチの僕はひそかにとても楽しみにしていたのでした.
<見よ,あれが《立体曼荼羅》アンコールワットだ>
ナーガやガルーダといったヒンドゥーの神々に守護された橋を渡り,門をくぐり,広大な庭を抜けると,この天上の楽園とも王の墓所とも言われる不思議な遺跡に到達します.
<中はこんな感じ.この奥の第二回廊は左回りに物語を語る>
アンコールトムもそうでしたが,このアンコールワットも,正確に東西南北に面して設計されていまして,春分や秋分には,真東から昇る朝日や真西に沈む夕日を拝めるのだそうです.第二回廊の壁面には,マハーバーラタやラーマーヤナ,そしてクメール王朝の伝説などの物語が,レリーフで刻み込まれていました.
<至る所に天女のレリーフ.どこかにスカートはいてない人もいるらしい>
建物から中庭に出たところにフランス人の家族連れがおり,パパさんがその辺に腰掛けてタバコを吸っていました.僕はちょっとむむっと思ったんですけど,日本人ツアーの中にいるのでぞろぞろ通過しようとしたのです.
そしたらタイミングの悪いことにママさんの方が「あらたぶん日本人だわ,『コニチワ!』」と話しかけてきたので,思わず「こんにちは,でもここ禁煙だと思うんですけど」とフランス語で注意してしまいまして,各方面からびびられました(汗).
<今は侵入を禁じられた第三回廊.アンコールワットの心臓部だ>
<アンコールトムの南大門.顔を見てると雲が流れるふしぎ写真だ>
写真は700枚以上撮ってきましたが,
1回目で気合い入れすぎてやる気なくなりましたので,後はさらっと行きます.
28日の日曜日はオールドマーケット(サーチャー)のあたりをうろうろして夜は忘年会.月曜になると相方はふつーに仕事なので,僕は日本語ガイドツアーに放り込まれました.
午前中にまずはアンコールトムへ.すごかったです.遺跡! 遺跡! 敷地内にはゾウさんとかいました.乗れます.
<バイヨンにて.何百年も何を考えてるんだろう>
観光客で多いのは,日本,韓国,中国,そしてアメリカとフランスみたいです.周りからけっこうフランス語が聴こえてましたが,若い人よりは年配の方や家族連れが多かったと思います.
<天女のレリーフ.とてもチャーミングだ>
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