♥ 第五十八夜「休暇」

故郷アリアハンでぼーっとすごす．
夜はたいていルイーダで伯爵と飲む．
アッサラームの話とか，ピラミッドの話とかする．
あの頃は楽しかったとか，どうも後ろ向きトーク．

たしかに，短いスパンであれやれ，これやれって
言われてたほうが，人間楽なのかもしれない．
長くて大きな目標は，一度ひろげたふろしきを
たたみはじめるあたりのところで，
一種の無重力状態におちいることがある．

海の静かな日に，伯爵にさそわれてナジミの塔に上る．
はじめての冒険の舞台．
二人で塔のてっぺんから遠い水平線をぼーっと眺める．
かなしくなるほどいい天気．

なんとなくパーティがうまく機能しなくなってる．
五月のほうもブルー入ってたのは確実なのに
あの時どうしてそこまで気を回せなかったんだろう．
ダメ兄貴．

何か言われるかなあと思ってたけど，
伯爵なんにも言わない．というか
さっきからずっとビーチチェアで爆睡しとる（汗）．
でも無言で教えてくれた．
海広い，＜世界＞もっと広い，焦っても仕方ないと．

♥ 第五十七夜

懐かしいナジミの塔の海底トンネルから
アリアハン城地下の隠し通路に出た．
地下牢の囚人が，龍の女王の城のこと話してくれる．
意外なとこから意外な展開．

城内の宝物庫の鍵をあけて侵入．
宝物庫にはひとり衛兵いたけど，こっちの顔をみるや
オルテガには世話になったと見てないふりしてくれる．
ちからの種とすばやさの種ゲット．ドーピング完了．

また導かれるように故郷アリアハンに帰ってきてしまった．
いつもどおりルイーダの酒場で飲む．
でも今日はあんまり誰もしゃべらない．

五月が，みんな疲れてるし１週間バカンスにしようという．
なんとなくみんな賛成する．
...どうせポルトガに旅行したいだけだろうけど．

天野さんはジパング旅行かと思いきや，
一緒にポルトガ行くみたい．
ルーラあったほうが便利だし二人なら何かと安心．
伯爵はアリアハンに残るらしい．

♥ 第五十六夜

さらに西へ航海をすすめたら，町がみえた．
上陸してみたらノアニールだった．呪いでみんな寝てた町．
もうヨーロッパ圏にはいって，
これで北の海域もひととおり見て回ったことになる．

思い出したようにやまびこの笛をふく五月．
でもノアニールではやまびこ返らなかった．
せっかく北米側から順に町やほこらを回ってきたのに，
今までなんで吹いてなかったの（汗）．

ここまできてまた東にひき返さないといけないのか
と言ったら五月逆ギレ．大げんかになる．
伯爵がとりなしてくれてその場は収まったけど
それからお互い口もきかず，気まずい空気．

天野さんの提案でそのまま西へ進み，
エジンバラまで行って吹いてみる．やまびこ返ってこない．
ポルトガまで下ってみる．返ってこない．
その南のほこら．やはり返らない．

またどんどん五月の機嫌わるくなってく．
こ，これを世界各地でやるのかなこれから（汗）．

ポルトガ南のほこらの中に旅の扉があったので，
ためしに入ってみたらどっかで見たような風景．
というかここ，アリアハンじゃないか．
まさかこんなとこにつながってるなんて．

♥ 第五十五夜

ムオルの村をあとにして，北の海域を更に西へ．ろしあ．
ほこら発見．ネコおる．にゃーん．

勇者オルテガのお供をしてたというドワーフに会う．
そっか，とうちゃんは火山の火口に落ちて亡くなったのか，
設定そこまで読んでないから知らんかった（汗）．

というか火口ってこないだ見てきたあすこだよね．
カルデラすごいとかはしゃいでたけど，
知らんかった．なんも知らんかった...．
あかん，なんかブルーはいってきた．

伯爵が人の気も知らずに世界樹の葉っぱとってきてくれた．
シザーマン得意満面でシザーダンス．
徒歩で取りにいく物だったっけこれ（汗）．
でもこういうとき助けられる．ありがとうございます．

♥ 第五十四夜

北米の北側，ちいさな氷の島が多い．なにもない．
西にむかうとやがてユーラシア側がみえた．しべりーあ．
ちょっと下ってみたら村はっけん．

さいはての村ムオル．なんかいきなり，
いようポカパマズ！とか声かけられる．だれだよ（汗）．
むかしこの村にいた人にそっくりらしい．

アリアハンから来たのかと尋ねられる．
ポカパマズという人もそうだったらしい．
アリアハンでの名前は，オルテガといったらしい．
それ，死んだうちのとうちゃんだよ（汗）．

とうちゃんこの村に滞在してたのか．
残してきた幼い息子のことが心残りだと言ってたらしい．
とうちゃん...．

村のちっちゃい子に，似てるからあげると
みずでっぽうもらった．ポカパマズさんお手製らしい．
ということは，これって形見の品じゃないか...．