♥ バントdeホーナー♪（再録）

（三月風邪でダウンのため，再放送でお送りします：2004年5月4日の日記）


　こんにちは，ミステリーハンター五月です．お久しぶり．はい今日はですね，ファミコンゲーム「燃えろ！プロ野球」です．古いゲームですがどこかで伝説となっているこのゲーム，いえ，クソゲーの代名詞と言ったほうがよろしいかもしれません．でも，当時はそんなひどい言葉はなかったのですよ．どのゲームも輝いていました．「面白い」と「すごく面白い」の区別があっただけです．


このゲームがそんなひどい名前をちょうだいしてしまったのには訳がありまして，それはすごいホームランバッターともなると，なんとバントしてもホームランになってしまうからなんですね．さすがプロは違いますね．「ファウル直後の１球は必ずストライク」という有名な裏技（というよりはバグ）もありました．他にも「えーっ今のがストライク〜？」と篠塚気分を味わえたり，素晴らしいゲームだと思います．このゲームにはたくさんのナゾが隠されています．今日はそのミステリーに迫ってみましょう．

では，《ゲーム・不思議発見！》

小さい頃，三月兄さんによくこのゲームの相手をさせられました．兄さんは操作もよくわからない私をこてんぱんにやっつけて，上機嫌で「やっぱりコマツは打てないか？よしハンディをやろう，ピッチャー，みゃ〜したーみゃ〜したー」と名古屋弁でリリーフをコールするのでした．私はそういった訳でこのゲーム，個人的にはあまりよい思い出がないのですが，ひとつ気になっていたことがあるんです．それはゲーム中，「誰かに見張られている気がする...」ことでした．



ちょっと画面写真を御覧下さい．
ちなみにピッチャーは江川さん，バッターは落合さんです．

どうです，なにかこう「見張られている」感がただよってはいませんか？
え，よくわからない？

それではちょっと拡大写真の方をお見せしましょう．



はいっおわかりでしょうか．後ろにずらっと灰色の男たちがおります．私の感じた見張られ感の原因はたぶんここにあるのです．

特にこの赤マルの人物！窓枠に手なんてかけちゃって，いかにもエラソーです．
いったい何者なんでしょうか？


では本日のラストミステリー（いきなりかい）．
このナゾの人物は，いったい誰でしょーぅか！（♪ちゃらり〜）

黒柳さんの答え：【芸能人】
わたくし後楽園のバックネット裏の席を頂いたことがあるんですが，ええ，あすこはよほどコネか何かないと手に入らないのですね．ということは，年間指定席を持っていらっしゃる常連の方か，或いは野球関係者かとも思ったのですけれども，芸能人のどなたかではないかと思います．

板東さんの答え：【新聞記者】＋スーパーひとしくん
あすこは記者席やろ〜，よう見るとドラゴンズが裏の攻撃で，てことはナゴヤ球場ですよ．テレビやラジオのアナウンサーは試合中忙しくてあんなとこでぼーっと観戦なんてできへんから，こりゃ地元中日新聞の記者に違いないですよ．

野々村くんの答え：【宇宙人】＋スーパーひとしくん
みなさんよく見て下さい！灰色ですよ，灰色ということはグレー，グレイ，グレイタイプ．これはもう宇宙人に間違いありません！



【解答編】


　灰色の男，灰色の男...うーん，誰なんでしょう．悩んでいても仕方ないので，直接聞いてみることにしましたっ．

すいませーん！あなたは誰なんですか？



灰色の男：あ，僕はエスパーです．ここにこうして待機していて，バントの打球を念力でホームランにするのが仕事なんです．

というわけで，答えは【エスパー】でした！　バントホームランの陰には，こんなヒミツが隠されていたんですね！


司会の草野さん：黒柳さん板東さんボッシュート，野々村くんは惜しい所まで行きましたので，おおまけにまけて正解ということにしましょう．というわけで今週のトップ賞は，なんと，野々村真くん！！

野々村くん：うそっやったーやったー！ありがとうございます！あ〜〜嬉しい〜，遠足以上だ〜〜．

五月：それではまた，《ゲーム・不思議発見！》でお会いしましょう！

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♥ 明らかに襲名制

　（......）

（ふと思ったんだけど......）

（戸田奈津子って今，何代目くらいなんだろう......）

♥ 風邪ですよ

ちょっと風邪を引きまして，
朝から大人しく薬を飲んで寝ていました．
おかげさまで，粉薬ももうばっちりです．

その間にどうもまた夢を見たのです．
足もとに誰かいる夢です．

窓のカーテンが揺れていて，
その向こうに誰か立ってるんですよ．ふくらんでるんです．

そのうち，そのふくらみは
すっと下に移動して，床でぽーんとはずんで
こちらに出て来ました．
なんと，バレーボールでした．

えっ......，ず，瑞兆！？

と思いました（よくわかんないけど）．
やー，熱があります．

＃瑞兆（ずいちょう）：よいことのきざし．吉兆．

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♥ ラテン語ってこんな感じ？

　（ゴガツウサギ speaks...in ラテン語）

（訳文）

デカルト先生，あなたの言うcogito ergo sumによる証明は，
つまるところ＜神＞という絶対者へと帰納されてしまいますよね．

啓蒙の世紀が大いなる過去へと流れ去った現在，
大文字のLa Vérité（真理）というのはとうの昔に崩壊していて，
あるのはune vérité（ひとつの真理）だったり
ta vérité（your truth）だったりする訳ですけれども，

それらが社会体の内部にリヴァイアサンの万人闘争を生み出すかといえば，
そこには何かしら，例えばラカンのl'Autreのような審級によって
ある種の統合が与えられているようにも思われます．

しかれども，
結局のところ思想家や物書きというのは，何らかのポジションを占め，
多かれ少なかれ戦略的に振る舞うことになるのであって，
それは完全なる客観および神の視点の不可能性からの
帰結ということになるのでしょうけれども，

問題となるのは常に現代，つまり＜actualité＞であり，
今，何をクリティークすべきかであり，
必然的にそれは自己言及の困難を含むことになりますが，
いずれにせよベンヤミンの言う＜歴史に忘れ去られた影の部分＞は
このようにして掬い出されて行かなくてはならないと思う訳です．

簡潔に言えば，啓蒙の光とその影になった部分との相互超克は
果たして可能かどうかというお話になるでしょうか．
この点に関して，
デカルト先生のご意見をお伺いしたいのですが．


「ラテンの血が騒ぐぜ！」


ど，どうもありがとうございました．

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♥ 補足：2007年版への

昨日できたmp3を聞き返してみて，
合唱部分は致し方ないところもあるにせよ，オケの方，
とくにトランペットあたりはけっこう上手くいってるんじゃないかと
自分では思います．

冒頭付近はTrp 1stをヴェロシティ120程度，2ndを90程度で
上を聴かせるようにして，
最後の方は２本を対等にぶつけてみました．
こういう細かいことで響きに違いが出ちゃいます．オケって繊細（汗）．

ところで，シンバルを一発入れ忘れましたね......orz．
まあいいや．冒頭のティンパニが決まったから．

思い切りウェットなミックスだった割に，
案外もわもわ言ってないなーと思いました．
個人的にはドライ目が好みだったんですけど，
こういうQLSO風のアンビエント感も悪くないかもしれませんですね．
なんだか本物っぽく聞こえませんか．

使えるかもしんない......！
マイクで拾った木管のソロなど，どうしても分離してドライに欲しい箇所があれば，
いちどウェットミックスで全体を作っておいて，
あとでそのパートだけ薄く重ねたらいいのでは！？
発音を与え，しかも元は残響と同じ音なので違和感なく馴染むはず！
と，ちらっと思いました．

僕自身はそんな感想だったんですけれど，
みなさんの耳にはどう感じられたでしょうか．
今後のミックスの参考にしたいので，
よろしければご意見ご感想など頂けると嬉しいです．m(_ _)m

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