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音楽とかmacとか日々雑感とか
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昨日今日と,熊本を舞台に竜王戦の第4局が行われました.挑戦者羽生名人の先手で,後手に渡辺竜王です.立会人には我らが黄金バット桐山九段.7番勝負なんですけど,じつは羽生名人があっさり3連勝してしまったので,ひょっとしたら楽しい竜王戦観戦も今日で終わっちゃうかもしれないのでした.

ネットで棋譜を見たんですけど,終盤えぐかったです.
初手▲2六歩から相掛かりになりまして,羽生さんは2八飛型からの棒銀を選択.4五まで行った右銀を(3四に出ずに)あっさり5六に引いたのは,たぶん最初から銀矢倉に組む予定だったからではないでしょうか.

こうしてがっちり陣形を固めた先手に対して後手渡辺竜王,<中住まい>から二枚銀が出撃しさらに左右の桂馬を跳ねるという,なんかすげーニューエイジな形になってました.善悪は別としてかっこよかったです.


後手は玉が薄いもののもう攻めるしかない体勢.先手はとりあえず受けて駒をため,カウンター一閃で沈めればいいだけ,ということで,羽生名人がどうも作戦勝ちしたんじゃないかなーと思っていたのですけれど,形勢は難解とのこと.

戦いが開始され,竜王が飛車を成り込むあいだに名人は7三にと金をつくります(後手玉は5二にいる).行けると判断した先手が勝負を決めにかかったのですが,ここから渡辺竜王の怒涛の粘りが始まりまして,猛追をひらりひらりとかわし最終的になんと敵陣への入玉を達成してしまいます.羽生さん頭を抱えて投了.

なお終了図からもし指し続けるとしたら相入玉することになると思うのですが(持将棋成立),そのとき先手の駒の点数が足りなくて後手勝ちということになります(大駒5点,小駒1点で計24点必要.双方条件を満たした場合は引き分け).僕だったら先手でも後手でも途中であきらめて投げてると思うんですけど(汗),いかにもプロの将棋というぎりっぎりの勝負でした.すごすぎる.


というわけで,もうしばらく竜王戦が楽しめそうです.
どうせなので第7局まで行ってほしいです(笑).
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ひっくり返してみました(勝手に).月明かりがいい感じです.





手前味噌で恐縮ですがBGMには交響詩の第II曲を指定.
こうやって切り取っても別の世界にハマるピースというのは面白いですね.
今日はイタリアの作曲家セルシ(Giacinto Scelsi)の
Uaxuctumより,第1曲をお届けします.

難解だと言われる現代クラシック音楽も
ここまで来るとかえって聞きやすいと思うんですけど
いかがでしょうか.

美醜とか善悪とか,ぜーんぶ脇に置いておいて,
あまりむずかしいこと考えず裸んぼうの心で,
ぼーっと,ただぼーっと聴いているのがよいと思います.
例の場所に行ってfreeで待っていたら女の子に話しかけられました.気が向いて少しお相手させていただくことに.ほどなく静かなやりとりが開始されましたが油断は禁物.free15級は無差別クラス,覆面有段者の巣窟です.それにいくら登録名が女性であっても,統計データによれば98%の確率で中身はオッサンです.なんて恐ろしい世界なのでしょう.

相手は四間飛車へ.7七銀型です.ここでリアル15級を確信.初々しい,初々しすぎる(涙).もうアナグーマにする気はなくなって,どうぞ好きに仕掛けてご覧なさいと舟囲いのまま待機.なかなか鋭い攻めを丁寧に受け止めてから,十分にたまった持ち駒で美濃囲いをゆっくり崩して行きます.ぴたりと動きを止め,ようやく危険に気づいてじっと考え始める先手.くー,初々しいぢゃないかッ.僕にもこんな時期があったのだ.7級相手に横歩取り(早指し)の目まぐるしい空中戦を演じた後だったのもあって,なんだか癒されました.

最後思わず「詰んじゃったかな...」と独り言が漏れました.とどめを刺すとき,少し名残惜しい気持ちになって,ある種のノスタルジーすら感じました.なかなか無い体験でした.わかんなくても一生懸命かんがえて,自分なりの最善手を探す.基本の部分ってずっと変わらないはずなんですよ.そういうの忘れちゃいけないですよね.最近ちょっとパターンとか形でぱっと指しちゃうこともあるんですけど,今日はなんだか大事なことを思い出させていただいたような気がします.
今日は相方と電話してて,こしょうのかかった目玉焼きが結構いけるという話から,こしょうプリンの話になりました.このブログの読者さんの中に「よかったな,ピップ!」とか「14へ行け!」とかいう超マイナーネタの通じる方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが,こしょうプリンもそれに類する何かです.黒い水を飲む悪魔め!です.

相方はそれをあまりおいしそうではないと言い,僕も全く同意見ではあるのですが,思い起こせば確かに,食後に出てくるデザートのフロマージュ・ブラン(プレーンヨーグルトのようなもの)に塩こしょうを振って食べているムッシュウを目撃したこともありますし,こしょうプリンという物体も,必ずしもその存在を否定しきれるものではないのかもしれません.UMAか都市伝説かといった感じですけれど,MMRとかだったら「みんな今まで黙っていてすまん,実は俺がこしょうプリンだったんだ」「な,なんだってー!!!どういうことだキバヤシ」という,めくるめく展開になる予感がします.


24でfree対局.連敗中でしたけど,ぐっだぐだの将棋をひとつ勝ってようやくひと安心しました.それにしても内容が悪すぎるるる...orz


コメント欄をオープンします.こしょうプリンとは特に関係なくても,
こっちにしか書けない方はこの機会にどうぞ.
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