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音楽とかmacとか日々雑感とか
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気が向いて,キャトル・フロマージュ(4種類のチーズ)のラビオリを買ってきました.ちょっと餃子のような形をした生パスタです.ゆでたら鍋の中で分解しました.こ,これ以外の方法でどうやって調理したらよかったというのだ.

ところでフランスでパスタを頼むと,ぐでんぐでんに麺がゆでられて出てきます.彼らにアルデンテの発想は無いのです.まともなパスタが食べたければイタリア人の経営する店を選ぶ必要があります.まー僕くらいの目利きになりますと,同じイタリアンレストランでもフランス人がやってるかイタリア人がやってるか,一目見たらわかっちゃうんですよねー,イタリア人の店はレストランじゃなくて『リストランテ』って書いてある(<誰でもわかるぢゃねーか).

今日はE-Windにも行きました.いつのまにかFRANCOIS師匠とマサトさんの新曲が上がっていたのでびっくり(笑).あいかわらずレベル高いなあ....相方と電話していたら遅くなってしまったので,メッセには顔を出せませんでした.
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金曜日.くたくたです.

最近,将棋倶楽部24のレーティング戦をちょこちょこ指すのですが,
なんかみんなすごい強いのですよ.
R戦の10級とフリー戦(自由対局)の10級とでは
まるで大人と子供ほど違います.
12級でも1分将棋のなか11手詰をきっちり読み切って来る,そんな世界!

周りのレベルが高すぎて,
何かの間違いで将棋部の部室にひとり紛れ込んだブラバン兄ちゃん状態です.
(<ジャージでわかるのな)
今日の俺は,少しばかりチャレンジャーだったと思う.

パリの外周を突っ走る夜のPC1(ペー・セー・アン)ロード.その傍らに位置する或る和食屋に,俺はふらりと入った.嘘くさい味噌スープとサーモンの乗ったスシを食って,さらりとおサラバするはずだった.

だが,メニューにあった「UNA-DON」に,俺の目は釘付けになった.この店はウナギを出すのか.パリに数あるなんちゃって和食のメニューの中にウナギがあるということは聞いていた.だが遭遇するのは初めてだ.ええいままよ.俺はウナギを頼み,ビールをあおりながら運命の刻を待った.

前菜の味噌スープにはもう慣れっこだ.レンゲがささっているのは哀れなフランス人どもへの配慮なのだ.ふと顔を上げると壁のミラーには,江戸時代の浮世絵を模したであろう美人画が大きく描かれていた.しかし御丁寧にも隣に「びじん」とひらがなで説明書きがあるのが俺の不安を駆り立てる.

やがて,それはやって来た.丸い器に盛られたUNA-DONだ.俺は一目見るなり息を飲んだ.


ウナギが輪切りだ.


冷たい汗が額から頬へ流れる.ご飯の上にはウナギの他に,胡麻,そして無造作にもキャベツのサラダ(ドレッシング付き)が盛られている.横の席では犬を連れた若いカップルが談笑していたが,幸福にも彼らは知らぬのだ,この和食がいかに嘘と欺瞞に満ち満ちたものであるかを.

意を決し,箸を付ける.一口食ってみる.甘い.ウナギの味も何も,タレをかけ過ぎなのだ.箸の先でサラダを少し押しのけてみて,俺は驚愕した.


ウナギにWASABIが乗っている.


あり得ない.あまりにあり得ない.レベルメーターを完全に振り切っている.なぜか宇宙を感じた.しかしながら,頼んだのは俺だ.店に責任は無い.それからの俺は,「これはウナギじゃない,アンギュイユなんだ」と自分に言い聞かせながら,黙々とそいつを片付けていかねばならなかった.

店を出ると,すっかり夜の帳の降りたパリの街はまぶしいネオンに包まれていた.夜風が心地よかった.俺は神に感謝した.あの灯りのひとつひとつに,それぞれの生活があるのだ.俺は俺の人生を生き,彼らは彼らの道を歩むのだろう.俺はもう二度とこのUNA-DONを頼むことはないだろうが,明日という日は誰にでも平等にやって来るのだ.それぞれが,それぞれの明日を!


グッバイ,マイフレンズ!!


(何なんだ今日の日記は)
ちょっと時間を割いて,<転調作法>に必要な素材を探してたんですよ.次はV度和音およびV7からの転調の話なんですけど,なかなかぴたっとくる例が見つかりません.譜面とmp3が必要.クラシックの曲で探してます.自分で(都合良く)作って書いてもいいし,別に事例なしでもいいんですが,それだとちょっと寂しいんですよね.でもこのままだとちっとも進まないので,とりあえず当面は無しでもいいかなあ.誰かほんとにサポートしてください.

今日は若い頃の演奏のCDとかまでひっぱり出して来て聴いてみてたのです.なにか胸に熱いものがよみがえる気分でした.そういえば「楽器持つと人が変わる」と言われる鬼先輩だったのだ僕は(笑).トシ食ってずいぶん丸くなっちゃったと自分で思ってたけれど,そうか,楽器を手に持てばいいんだろーか.まあそんなアホなことは置いときましてですね,僕もまだこういう熱い気分になれるんだなーと,ちらっと思いました.


妥協は一切許さん.音楽に対して真摯でありなさい.


昨日は非常に難しい命題についてずっと考えていて夜明けを迎えました.今夜も恐らく.
途中で万年筆のペン先掃除とかしてましたけどね(笑).
そういえば,ご飯を食べていなかったかも(汗).
とても寒い日でした.冬に逆戻りしたようです.同じアパルトマンに棲んでいるおじいさんとエレベータで一緒になったので,「今日寒いですねー」と話しかけてみたら,「さっきまで雪降ってたよ」とのことでした.道理で寒い訳です.

ところで僕はナスが大好きで,冷蔵庫にナスが入ってないと不安になるくらいの強度のナス中毒なのですけれども,今日も例のごとくスーパーでナスを買ったのです.フランスのスーパーで売られている野菜は,日本のようにパックされていたり,ずびしっと同じサイズに揃っていたりすることはなくて,レジのところで重さを量って値段を算出するシステムになっているのですが,今日はレジ打ちの黒人の若い兄ちゃんに,「c'est quoi la nature?」と尋ねられました.la nature(自然/本質)のこの使い方はけっこうフランス語に独特のもので,日本語で対応しているものを探すのがちょっと難しいのですけれど,要するに彼はナスを示す単語がわからないので「これ何だっけ?」と僕に聞いた訳です.aubergine?(ナスのこと?)と答えて一件落着.

フランス人に野菜の名前を訊かれるのは,ナスだけでもこれで3度目くらいです.他の野菜では,珍しいキノコを試しに買ってみた時に,やっぱり名前を尋ねられたことがありますが(その時は僕もわかりませんでした),他の野菜ではこうしたことはあまり無いのです.つまりこれは何を意味しているかというと,


フランス人どもはナスをさほど愛してはおらぬ


ということになるのではないかと.社会的弱者なのか,ナスは! 僕はこんなに好きなのに.お,お前たちっ,もっとナスを大事にしろよ! と言いたくなります.そんなこんなで,なぜか毎日のよーにナスを食している僕なのですが,リアリストなうちの相方に言わせますと「ナスには栄養が無い」のだそうでして,その事実は僕にたいそうショックを与えたものでした.
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