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音楽とかmacとか日々雑感とか
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シベリウス交響曲全集を買ったと言ったら,
相方に抜け駆けしたなと怒られました.

以上.

今日はあとは将棋の話です.

矢倉の本が予想外に早く届いたのはラッキーだったのですけど,
いまちょうど,対抗形(振り飛車)のことが
よーやく分かりかけて来たところだったので,
しばらく積んでおきます.

急戦で四間飛車から早めの△4五歩が来たときに
どうするかという話なんですが,
いちばんいいのは,たぶん放置しての△8八角成▲同玉なんですよ.
王手飛車のラインにさえ気をつけていれば,まるまる一手得できますし,
舟囲いでも玉が8筋まで行ければかなり防御力が上がります.

まあでも現実的には▲3三角成と飛び込むか,
▲6六歩と止めるか,どっちか選ぶことになると思います.
どちらを選んでも一局,
プロじゃあるまいし,まだまだ勝敗には直結しないとこです.

最近思うのは,
角換わり党なら喜んで▲3三角成と飛び込んでOK,
逆に矢倉党なら「まあまあお若いの,じっくり行こうや」と▲6六歩,
これが良い選択になるのではないかと.

僕は最近▲6六歩と止めてみるんですけど,
こうすると角のにらみ合いのことを考えなくてもよくなって,
盤面の複雑さがちょっとやわらぐのです.
するとあとは,飛車をさばく/さばかせないという話にしぼられて,
けっこうわかりやすくなるんです.

今まで読み筋が全くかみあわず
「振り飛車って何やってくるかわかんない」状態だった僕にも,
激指さんの考えていることがようやく少し見えるようになってきました.
楽しいのですね,対抗形も.



ところで,舟囲いで5七へ左銀を上がる形から勝ちきれる人は,
かるく実力初段あると思います.

まず,敵の美濃囲いを最短で寄せる技術が必要.
次に,自玉の詰めろにすぐ気づくだけの終盤力が必要.
そして,受けの真骨頂である<積極的/攻撃的防御>をマスターしていないと,
横の攻め合いが始まってからなかなか手番を取れない.

こうした事情から,定跡書によくあるような左銀速攻は,
級位者にはかなり厳しいと思うのです.
最初から最後まで攻め倒して勝ちだなんて,
よほど下位者相手でもなければ,不可能ですよ.
どこかで攻められることになって,的確な受けの技術が必要になります.

あと,舟囲いの詰めろって,玉が広くて見えづらかったりします.
こうした終盤の手数計算ができたら,
もう立派な有段者と呼んでよいと思うのです.



ボナンザは,どうやらこちらが振り飛車を持つと,
かなり不自然な手を指すことがあるようです.
たとえば,▲7六歩△3四歩▲6六歩△4四歩からの相四間飛車.
僕が居飛車ばかり指していたので,発見が遅れました.

それから,詰めろや二手スキがあればほぼ最優先で指してくるという
奇妙な癖があるみたいです.
狙いが見え見えの手でも平気で指してきます.

激指さんはこのあたり上手くカモフラージュしつつ
遠回しにやってくるんですが.......
ボナンザはそうした意味で,何考えてるかわかりやすいヤツですね(笑).
(あるいは「こっちの下手を見越して指してくるヤツ」)

「あーこれ放っといたら,こう来て<詰めろ>になるんだー」とか,
いろいろ勉強になったりもします.
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