音楽とかmacとか日々雑感とか
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先手居飛車と仮定する.
中飛車側から既に△5五歩と位を確保されている場合は,
<ゴキゲン中飛車>への対応と重複するので省略.
問題は(矢倉模様などからの変化で)56歩-54歩と突き合っているケースである.
後手は左銀を5三〜4四(6四)と出て,△5五歩と開戦する.
中飛車側は早ければ居玉のままの開戦となる.
居飛車側もしかし,それまでにカニ囲いや舟囲いには組めているはずである.
△5五歩以下,▲同歩△同銀に▲5七銀(右)と強く立つ.
当然の△5六歩の叩きを▲6六銀とかわして,△6六同銀には▲同歩とする.
(同角は角交換から△3九角があり居飛車不利)
すると中飛車は,5六の歩を足がかりに,高い確率で△5七銀と打ち込んでくるはずだ.
最も原始的な攻撃だが,原始中飛車ユーザーにとっては<盤上この一手>なのだろう.
ここでややテクニカルな受けの妙手がある.それが▲6七金(右)とかわす手だ.
さらに銀交換から再び△5七銀と打って来ても
今度は▲5八歩と打ち,これで後手の攻めは切れている.
突進してくる銀をひらりとかわし,最後は歩で仕留めるというこの呼吸は,
矢倉での右四間超急戦の止め方と共通である.
また,端角のノゾキを追加されることがあるので,
1筋の端歩はなるべく受けておくべきだろう.
中飛車側から既に△5五歩と位を確保されている場合は,
<ゴキゲン中飛車>への対応と重複するので省略.
問題は(矢倉模様などからの変化で)56歩-54歩と突き合っているケースである.
後手は左銀を5三〜4四(6四)と出て,△5五歩と開戦する.
中飛車側は早ければ居玉のままの開戦となる.
居飛車側もしかし,それまでにカニ囲いや舟囲いには組めているはずである.
△5五歩以下,▲同歩△同銀に▲5七銀(右)と強く立つ.
当然の△5六歩の叩きを▲6六銀とかわして,△6六同銀には▲同歩とする.
(同角は角交換から△3九角があり居飛車不利)
すると中飛車は,5六の歩を足がかりに,高い確率で△5七銀と打ち込んでくるはずだ.
最も原始的な攻撃だが,原始中飛車ユーザーにとっては<盤上この一手>なのだろう.
ここでややテクニカルな受けの妙手がある.それが▲6七金(右)とかわす手だ.
さらに銀交換から再び△5七銀と打って来ても
今度は▲5八歩と打ち,これで後手の攻めは切れている.
突進してくる銀をひらりとかわし,最後は歩で仕留めるというこの呼吸は,
矢倉での右四間超急戦の止め方と共通である.
また,端角のノゾキを追加されることがあるので,
1筋の端歩はなるべく受けておくべきだろう.
Amazonに注文してあった本が届きまして,
とりあえず渡辺竜王のアナグーマの本から読みました.
わかりやすい! 名著! 穴熊党必携! とネットでの評判も高かった本ですが,内容ははっきり言って難しいと思いました.たとえば,「居飛車側が▲7七角を▲5七銀より先にする狙いは?」みたいな話は(恐らくもう共通了解として)省略されていまして,こういうのがぱっと答えられるレベルのアナグマンたちに,ちょうどよいくらいの本なのでしょう.
僕,このシリーズの<急戦編>の方は持ってたんですよ.最初読んだとき「むずかしすぎて分からん...orz」と思った記憶があります.でも当時の僕は舟囲い急戦しかできませんので,24で四間飛車を見たらひたすら急戦ばかり仕掛けていました.ぜんっぜん勝てないんですよ,ほんとに(笑).
それでも半年くらい負け続けていたら,ときどき勝てるようになってきました.自分でも,何かつかめてきたような気がして,その時にもう一度,思い出したかのように読んでみたんです,<急戦編>.そうしたら,今度はめちゃめちゃよくわかるんですよ.図面を見て,あーこの場面こうすればよかったのか......と思い当たる節があるんです.
だから,僕はこの<居飛車穴熊編>を読みこなすには,まだまだ経験不足なのだなあと感じました.とりあえず,著者の松尾流穴熊への深い愛情をひしひしと感じる一冊です.
とりあえず渡辺竜王のアナグーマの本から読みました.
わかりやすい! 名著! 穴熊党必携! とネットでの評判も高かった本ですが,内容ははっきり言って難しいと思いました.たとえば,「居飛車側が▲7七角を▲5七銀より先にする狙いは?」みたいな話は(恐らくもう共通了解として)省略されていまして,こういうのがぱっと答えられるレベルのアナグマンたちに,ちょうどよいくらいの本なのでしょう.
僕,このシリーズの<急戦編>の方は持ってたんですよ.最初読んだとき「むずかしすぎて分からん...orz」と思った記憶があります.でも当時の僕は舟囲い急戦しかできませんので,24で四間飛車を見たらひたすら急戦ばかり仕掛けていました.ぜんっぜん勝てないんですよ,ほんとに(笑).
それでも半年くらい負け続けていたら,ときどき勝てるようになってきました.自分でも,何かつかめてきたような気がして,その時にもう一度,思い出したかのように読んでみたんです,<急戦編>.そうしたら,今度はめちゃめちゃよくわかるんですよ.図面を見て,あーこの場面こうすればよかったのか......と思い当たる節があるんです.
だから,僕はこの<居飛車穴熊編>を読みこなすには,まだまだ経験不足なのだなあと感じました.とりあえず,著者の松尾流穴熊への深い愛情をひしひしと感じる一冊です.
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ちなみに居飛車党です
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