♥ ドイツ対ポルトガル

決勝トーナメントの第１試合．
ドイツ対ポルトガルです．

今日は朝からずっと楽しみにしていました．
だって相手は今や世界最高のプレイヤーともうたわれる
C.ロナウド擁するポルトガルです．
ドイツの試合を見られるのも，これで最後になるかもしんないので...．

ドイツの監督は先日の退場でベンチ入りもできず．
ポルトガルの監督は，どっかで見た顔だと思ったら
かつてブラジルを率いていたスコラーリさんでした．
やべー，だいじょうぶかなー．


でも今日のドイツは見違えるようでした．
パスがちゃんとつながりますし，動きもいいです．
あのポルトガルをがんがん押し込んでいきます．
やっぱり前の試合の試合終了１分前のとこでスイッチが入ったのか．
《マンシャフト》覚醒です．

前半22分，
左サイドでポドルスキーさんが２連続ワンツーリターン（！）を決めて突破，
シュートスピードのセンタリングを上げます．
それを後ろからものっすごいスピードで突っ込んで来た
悪たれ小僧シュヴァインシュタイガー君が
スライディングで「どっかーん☆」と叩き込んでドイツ先制．

それからしばらくしてフリーキックから
クローゼさんが強烈なヘディングを叩き込んで２点目．


か，監督いない方が強いんぢゃ......．


しかしポルトガルも黙っていません．
素早いパスワークでドイツ守備陣を切り崩し，チャンスを作ります．
さすがに鋭い攻撃を仕掛けてきます．

前半終了５分前に左サイドでC.ロナウドさんが１対１をつくり，
至近距離からシュート．
GKレーマンおじさんがかろうじて弾いたのを
その辺にいたヌノ・ゴメズさんがしっかりと沈めて１点を返し，
2-1で前半を折り返します．


後半はポルトガルの時間帯となりましたが，
ドイツDF陣が文字どおり壁のよーに立ちふさがり，
なかなか枠に飛ぶシュートを打たせてもらえません．

あと今日はレーマンおじさんのポジショニングが完璧で，
ポルトガルが最終的に誰に渡してシュートを打ってくるか
ことごとく読んでるようでした．


今日の主審は
「なかなか笛を吹かないが吹けばカード」みたいな人でしたけど，
そんな中，追加点を上げたのはドイツ．
数少ないフリーキックの機会から
バラックさんのヘディングで３点目を上げます．

（なぜかポルトガル寄りだった）フランスの実況は
バラックがDFを押した押したと言っていましたけれど，
解説のベンゲルさんは，
それは競り合いではいつものことで，高さ，パワー，ポジショニングなど，
トータルでバラックが勝ったのだと冷静なツッコミ．


これで万事休すか，と思われたのですが，
引いて守るドイツを相手にポルトガルは攻め続け，
試合終了直前についにレーマンおじさんの牙城を崩すことに成功，
3-2の１点差に詰め寄ります．


ポルトガルつえええええええ！！！！（汗）
さすがだぜっ．


ロスタイムは４分．同点なら延長戦．
大熱戦になりました．
両チームサポーターも立ち上がって必死の応援です．


ポルトガルはC.ロナウドさんとデコさんを中心に
奇跡的なパスワークから猛攻を仕掛けますが，
ドイツの厚い壁が最終ラインでこれを弾き返し続けます．
ポルトガルの健闘むなしく，
やがて試合終了のホイッスルとなりました．


すごい試合でした．個人的にはドイツが勝ったので狂喜乱舞です．


守りに入ったドイツって，カテナチオより堅いかも．