音楽とかmacとか日々雑感とか
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今週もおつかれさまです.
クラシックのCDをいろいろ聴いてたんですけど,
やっぱり各楽器のローは切ってるように思いました.
それで空いたスペースに入ってるのは,
主に大量の残響音なんじゃないかなーと思います.
そうでもしないと,あの音量と音圧を確保したままで
あんな豊かな響きは作れないと思います(汗).
ちょっと試してみたらすぐわかりますけど,
残響がめちゃめちゃ空間を食いますので.
普通に考えてリバーブのローは控えめがよいはずなんですが,
クラシックでは<価値観の逆転>が起こるみたいです.
コンサートホールに実際の演奏を聴きに行ったことがある方なら
(そして舞台に立つ側の人間なら)わかると思うのですけど,
ベルリンフィルのラッパとかホルンも,
舞台ではとろけるようなやわらかい音色で吹いてたりします.
CDは,生演奏をそのまま録音した音ではなくて,
グラモとかDeccaあたりの技師たちのマジカルなミックスを経て
あの音になってるんです.
だって,彼らは60年代のノイズばりばりのふるーい録音を
リマスタリングだけで鮮やかによみがえらせるような連中ですよ.
高松塚古墳の壁画再現並みの高度な技術ですよ.
いろいろ聴いた結果,
DeccaやRCAビクターは高域(たぶん8-10kくらい)を突いて
現代風の明るめに抜けたサウンドを目指してるように聞こえましたが,
グラモは低域重視で,どうもあまり高域を突いていないように思いました.
かたくなに伝統を守ってる態度が素敵.
SONYとEMIは両者の中間あたりでしょうか.よくわかんないけど(笑).
クラシックのCDをいろいろ聴いてたんですけど,
やっぱり各楽器のローは切ってるように思いました.
それで空いたスペースに入ってるのは,
主に大量の残響音なんじゃないかなーと思います.
そうでもしないと,あの音量と音圧を確保したままで
あんな豊かな響きは作れないと思います(汗).
ちょっと試してみたらすぐわかりますけど,
残響がめちゃめちゃ空間を食いますので.
普通に考えてリバーブのローは控えめがよいはずなんですが,
クラシックでは<価値観の逆転>が起こるみたいです.
コンサートホールに実際の演奏を聴きに行ったことがある方なら
(そして舞台に立つ側の人間なら)わかると思うのですけど,
ベルリンフィルのラッパとかホルンも,
舞台ではとろけるようなやわらかい音色で吹いてたりします.
CDは,生演奏をそのまま録音した音ではなくて,
グラモとかDeccaあたりの技師たちのマジカルなミックスを経て
あの音になってるんです.
だって,彼らは60年代のノイズばりばりのふるーい録音を
リマスタリングだけで鮮やかによみがえらせるような連中ですよ.
高松塚古墳の壁画再現並みの高度な技術ですよ.
いろいろ聴いた結果,
DeccaやRCAビクターは高域(たぶん8-10kくらい)を突いて
現代風の明るめに抜けたサウンドを目指してるように聞こえましたが,
グラモは低域重視で,どうもあまり高域を突いていないように思いました.
かたくなに伝統を守ってる態度が素敵.
SONYとEMIは両者の中間あたりでしょうか.よくわかんないけど(笑).
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はい、今週はだいじょぶでした(笑)
ヾまたまた来ちゃった・・・(笑)
なんかまた「興味深い」お話だったんで、ほんま「素人の意見」で申し訳ないんですけど書いちゃいます(汗;
※長いぞっ!気をつけろぃっ!!!
よくよく僕の記憶を呼び起こしてみたら、
何年か前、僕の町に新しい「コンサートホール」が出来るとかで、その完成イベントで「外国の有名なオーケストラ?んクラッシック?の演奏者さん達」の演奏を偶然ホールで聴いたことがありました(たぶん初体験ドキっ)
それまで音楽というと「ROCK」一筋であり、けっこーな回数「LIVE」にも行ってました(←といってもハードなインディーズ系ばっかで、重低音ノリ重視のモノばっかだったんですが・・・汗;)が、この「クラシック」の演奏を聴いて少し「不思議な感覚」を覚えました。
例えに「ROCK」というジャンルを出してしまって申し訳ない(汗;)ですが、
「ROCK」の重低音というのは「腹や胸」にダイレクトにソレが「突き刺ささる」ように感じるのに対し、
「クラシック」の重低音は
「足元から突き上がるような振動」のような感じがしたように思います。たぶん「その感覚」が僕の今まで聴いてきた「音楽」との「違和感」であったと「認識」しています。
たぶん・・・たぶんなんですが、こちらも「三月」卿様がおっしゃるとおり、生のコンサートの魅力は「反響する音の波の空気振動」だと思います。う~ん、なんていうんだろ「聴こえているのに聴こえない空気の音」というのでしょうか?
僕はまだ「DTM」「MIDI作曲」を初めて1年ちょっとですが、まず最初にMIDIだけで創った「ハードROCK」(エフェクト無し)を聴いて、ちょっと愕然としてしまいました。
というのも「迫力」が全くないのです。音それぞれは綺麗に聴こえ、ベースやドラムの「胸に突き刺さる感じ」はあるものの「腹に響くボディーブロー」のような「振動」がなかったのです。何ヶ月かして「エフェクト」の中の「リバーブ」や「ディレイ」を使えるようになり、そこで初めて「重低音の聴こえない音の重要性」を知らされた次第です。ただやはり「MIDI」だろうが「WAVE」だろうが録音形態に変換するとせっかくの「聴こえない空気の重低音」がネックになるのも事実、必要以上の「音圧」を食ってしまいますね。僕自身の楽曲の音圧があがらないのも、それが原因の一つですが、「ひとつひとつの音」を「鮮明」にするためEQ等で「音の領域」を分けると、なんだか「空気音の迫力が欠けてしまう」ようにも思えるのです。
「場の空気をとるか、音圧をとるか」どっちをとるか・・・・・・よく迷うトコでし(汗;)※つか僕の知識・技術が無いだけかもしれませんが・・・・(泣)
・・・・・で、やっと本題の「クラシック楽曲」の場合・・・(や、やっとか・・・)
全ての「音」が「生ホール」と「録音形態」のものとを比べるとほんま「感覚的」なんですが
「生ホール」のものの方が「低い」気がします。こちらこれは先に出した「聴こえているのに聴こえない空気の音」の影響(せい)だと思います。「トランペット等管楽器」の「まろやかさ」もいくらかこれに関係しているのか・・・な?(※僕も自分の曲にラッパを使った時どうもキンキンするばかりで「なんか生で聴いたのとちがうなぁ~」とオクターブ下げました(汗;)
う~・・・・・なんか文章がまとまらない・・・(泣)
うまく言えないのですが
【より生の音源に近づけるには「無駄な音」をどうするか】・・・というコトなんでしょうか?
・・・・・・・これは時間がかかるかもしれませんがもっと掘り下げて考えたいコトの一つです。
「クラシック」のあの
【地べたを這って迫り来る「津波」のような、また「左右に反響」して倍音するような楽曲】・・・・・・
いつかは創ってみたいですね(笑)
・・・つか、「音楽理論」の勉強が先ですねΣ( ̄0 ̄;が~ん・・・
だらだら長文失礼しました・・・Orzごめりんこ
また気まぐれに「パリ支部」によります。
なんかまた「興味深い」お話だったんで、ほんま「素人の意見」で申し訳ないんですけど書いちゃいます(汗;
※長いぞっ!気をつけろぃっ!!!
よくよく僕の記憶を呼び起こしてみたら、
何年か前、僕の町に新しい「コンサートホール」が出来るとかで、その完成イベントで「外国の有名なオーケストラ?んクラッシック?の演奏者さん達」の演奏を偶然ホールで聴いたことがありました(たぶん初体験ドキっ)
それまで音楽というと「ROCK」一筋であり、けっこーな回数「LIVE」にも行ってました(←といってもハードなインディーズ系ばっかで、重低音ノリ重視のモノばっかだったんですが・・・汗;)が、この「クラシック」の演奏を聴いて少し「不思議な感覚」を覚えました。
例えに「ROCK」というジャンルを出してしまって申し訳ない(汗;)ですが、
「ROCK」の重低音というのは「腹や胸」にダイレクトにソレが「突き刺ささる」ように感じるのに対し、
「クラシック」の重低音は
「足元から突き上がるような振動」のような感じがしたように思います。たぶん「その感覚」が僕の今まで聴いてきた「音楽」との「違和感」であったと「認識」しています。
たぶん・・・たぶんなんですが、こちらも「三月」卿様がおっしゃるとおり、生のコンサートの魅力は「反響する音の波の空気振動」だと思います。う~ん、なんていうんだろ「聴こえているのに聴こえない空気の音」というのでしょうか?
僕はまだ「DTM」「MIDI作曲」を初めて1年ちょっとですが、まず最初にMIDIだけで創った「ハードROCK」(エフェクト無し)を聴いて、ちょっと愕然としてしまいました。
というのも「迫力」が全くないのです。音それぞれは綺麗に聴こえ、ベースやドラムの「胸に突き刺さる感じ」はあるものの「腹に響くボディーブロー」のような「振動」がなかったのです。何ヶ月かして「エフェクト」の中の「リバーブ」や「ディレイ」を使えるようになり、そこで初めて「重低音の聴こえない音の重要性」を知らされた次第です。ただやはり「MIDI」だろうが「WAVE」だろうが録音形態に変換するとせっかくの「聴こえない空気の重低音」がネックになるのも事実、必要以上の「音圧」を食ってしまいますね。僕自身の楽曲の音圧があがらないのも、それが原因の一つですが、「ひとつひとつの音」を「鮮明」にするためEQ等で「音の領域」を分けると、なんだか「空気音の迫力が欠けてしまう」ようにも思えるのです。
「場の空気をとるか、音圧をとるか」どっちをとるか・・・・・・よく迷うトコでし(汗;)※つか僕の知識・技術が無いだけかもしれませんが・・・・(泣)
・・・・・で、やっと本題の「クラシック楽曲」の場合・・・(や、やっとか・・・)
全ての「音」が「生ホール」と「録音形態」のものとを比べるとほんま「感覚的」なんですが
「生ホール」のものの方が「低い」気がします。こちらこれは先に出した「聴こえているのに聴こえない空気の音」の影響(せい)だと思います。「トランペット等管楽器」の「まろやかさ」もいくらかこれに関係しているのか・・・な?(※僕も自分の曲にラッパを使った時どうもキンキンするばかりで「なんか生で聴いたのとちがうなぁ~」とオクターブ下げました(汗;)
う~・・・・・なんか文章がまとまらない・・・(泣)
うまく言えないのですが
【より生の音源に近づけるには「無駄な音」をどうするか】・・・というコトなんでしょうか?
・・・・・・・これは時間がかかるかもしれませんがもっと掘り下げて考えたいコトの一つです。
「クラシック」のあの
【地べたを這って迫り来る「津波」のような、また「左右に反響」して倍音するような楽曲】・・・・・・
いつかは創ってみたいですね(笑)
・・・つか、「音楽理論」の勉強が先ですねΣ( ̄0 ̄;が~ん・・・
だらだら長文失礼しました・・・Orzごめりんこ
また気まぐれに「パリ支部」によります。
こんにちはっ
>影清さん
こんにちはっ.なげーよ!(笑) OKですけどね.
あのねー,影清さん同世代なんじゃないかなーって思うですよ.ハカイダー知ってたら赤影とか黄金バットとかも知ってますよね?よね?(笑)
ライブとCDで音の質感ってぜんぜん違いますよねー.それはもう三次元と二次元くらい違います.音(空気の振動)が耳だけじゃなく,肌に当たるからなんでしょうか.
「聴こえてるのに聴こえない空気の音」は,「残響音」と言い換えてもいいと思うんですけど,ロックとクラシックでこの残響音がちょっと違うタイプだというのは,その通りだと思います.僕はロックのライブは小さなライブハウスのものしか行ったことがないのでアレですけど(汗).ただ,ロックの重低音で鍵を握っているのは,逆説的ですが高音域かもしれないとは思います.なぜなら,高音ほど(空気中を)ストレートに飛ぶからです.
ちょっと寄り道しますけど,EQでの住み分けがどうして大事かというと,空間に限りがあるからなんです.リンゴ箱におもちゃとか詰めていって,適当にやってると「は,入り切らない(汗)」みたいな状態になるんです.だからちょっと計算して,できるだけ隙間のないように入れてくでしょう? そのために超合金ロボの足をちょっと曲げてみたり,ぬいぐるみの手足をたたんでみたり.それがEQなんです.各楽器へのコンプも,ちょっと潰しますが,同じような役割です.その前にパンを振って空間を確保するのは基本ですよね.
それにEQはカットだけじゃなくてブーストもできます.欲しい音作りのためなら容赦なく突いていいんですよ.コンプでつぶすのも,音作りの一環だったりします.
なおマルチバンドコンプは,最後にぐしゃっとおもちゃを押し込んで,強引にリンゴ箱のフタを閉めてしまうんです.だから切り札なんです.
最初のお話に戻りますけれど,残響による「空気音の迫力」は,このリンゴ箱のふたを閉めてから(つまりマスタリングの段階で)考えたらいいんです.他の方法もありますけど,こっちのほうがわかりやすいと思います.だから,特にEQと矛盾するようなことは無いと思いますよ.
それにしても影清さんはやっぱり耳がいいと思います.生ホールのほうが「低い」というのは鋭いです.低次倍音が多いと思います.無駄な音が重要というのも同意見です.DTMは<無駄じゃない音>できれいに作れますけど,それでかえって生音から離れていってるところもありますよね.
僕も長くなりましたけど,こんなんでお返事になってましたでしょか(笑).
また是非あそびにきてくださいー.
これからもよろしくお願いします.
こんにちはっ.なげーよ!(笑) OKですけどね.
あのねー,影清さん同世代なんじゃないかなーって思うですよ.ハカイダー知ってたら赤影とか黄金バットとかも知ってますよね?よね?(笑)
ライブとCDで音の質感ってぜんぜん違いますよねー.それはもう三次元と二次元くらい違います.音(空気の振動)が耳だけじゃなく,肌に当たるからなんでしょうか.
「聴こえてるのに聴こえない空気の音」は,「残響音」と言い換えてもいいと思うんですけど,ロックとクラシックでこの残響音がちょっと違うタイプだというのは,その通りだと思います.僕はロックのライブは小さなライブハウスのものしか行ったことがないのでアレですけど(汗).ただ,ロックの重低音で鍵を握っているのは,逆説的ですが高音域かもしれないとは思います.なぜなら,高音ほど(空気中を)ストレートに飛ぶからです.
ちょっと寄り道しますけど,EQでの住み分けがどうして大事かというと,空間に限りがあるからなんです.リンゴ箱におもちゃとか詰めていって,適当にやってると「は,入り切らない(汗)」みたいな状態になるんです.だからちょっと計算して,できるだけ隙間のないように入れてくでしょう? そのために超合金ロボの足をちょっと曲げてみたり,ぬいぐるみの手足をたたんでみたり.それがEQなんです.各楽器へのコンプも,ちょっと潰しますが,同じような役割です.その前にパンを振って空間を確保するのは基本ですよね.
それにEQはカットだけじゃなくてブーストもできます.欲しい音作りのためなら容赦なく突いていいんですよ.コンプでつぶすのも,音作りの一環だったりします.
なおマルチバンドコンプは,最後にぐしゃっとおもちゃを押し込んで,強引にリンゴ箱のフタを閉めてしまうんです.だから切り札なんです.
最初のお話に戻りますけれど,残響による「空気音の迫力」は,このリンゴ箱のふたを閉めてから(つまりマスタリングの段階で)考えたらいいんです.他の方法もありますけど,こっちのほうがわかりやすいと思います.だから,特にEQと矛盾するようなことは無いと思いますよ.
それにしても影清さんはやっぱり耳がいいと思います.生ホールのほうが「低い」というのは鋭いです.低次倍音が多いと思います.無駄な音が重要というのも同意見です.DTMは<無駄じゃない音>できれいに作れますけど,それでかえって生音から離れていってるところもありますよね.
僕も長くなりましたけど,こんなんでお返事になってましたでしょか(笑).
また是非あそびにきてくださいー.
これからもよろしくお願いします.
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