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音楽とかmacとか日々雑感とか
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メリークリスマスです.

第4回プレ勉強会(前夜祭),Avanjourさんのミックスにつづき
crescさんのミックスが届きましたのでお知らせします.
これから速攻アップします(笑).

第4回<前夜祭> in Café de Brahms


さて今日は,EQに引き続きリバーブのお話をしましょう.
視覚的にわかりやすいVSTを見つけたのでご紹介しておきます.

KR-Reverb FS(フリーウェア,VST/AU,win/mac)
ここ(KReserach.com)からゲット

まああの,みなさんこれからフリーVSTとか探すと,どーしても英語サイトにぶちあたるんですけど,恐れていてはいけません.本棚に英和辞書とか眠っていませんか.僕らは受験のためではなく,まさにこの時のために英語を習って来たのです(笑).


さてさて,ポップス系だとあまり使わないかもしれないんですけれど,オーケストラなどの「コンサートホール」の響きを再現するのが,こうした<空間系リバーブ>です.アンビエント系の音楽などを作られる方はよくご存知ですよね.今日はこのVSTの使い方を説明しながら,普通のリバーブとどう違うのか見て行くことにしましょう.


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今日はちょっと街に買い物に行ったんですけど,ノエル(クリスマス)のバカンスに入ったからでしょうか,人でいっぱいでした(汗).みんなプレゼント買ってるんですよ.

まあそれは置いときまして,今日はEQ(イコライザー)のお話です.例によって音楽関係者以外は華麗にスルーして下さいまし.EQって何よという方は<EQ基礎論 I >の方も参照して下さい.ちょうどプレ勉強会の素材(オーケストラ)がありますので,「EQは手元にあるんだけど何やっていいのかよくわからない」という方のために,今回はちょっと具体的な使い方を見てみましょう.

***

まず大原則ですが,EQでいじることのできる帯域は 20Hz-20,000Hz(20kHz)です.

この外側のゾーンの音は人間の耳には聞こえないんですけど,デジタル録音ではカットされ,そもそも存在しないことになっちゃってます.余談ですが,昔のLPレコードからCDへと音楽の媒体が移り変わったとき,マニアの皆さんが「音にあたたかみが無くなった」と嘆いたのも,このせいだと言われてたりします.

20Hz-20,000Hzの帯域のうち主に使うのは50Hz-15,000Hzくらいの部分で,この外側(20-50Hzと15k-20kHz)は基本的にカットでよいと覚えておいて頂いて構わないと思います.「急にアナログLP作ることになったんですけど(汗」等の特殊な場合は別として,現在はこのゾーンに音を残しておくメリットよりもデメリットのほうが遥かに大きいからです.

とりわけ,mp3でのリリースを念頭において制作する場合には,15,000Hz-16,000Hz付近には注意が必要です.というのはmp3圧縮の際,このゾーンの音が凶悪に劣化させられてしまうからです.ファイルサイズ約10分の1というあの脅威の圧縮率の秘密がここにあるのです.


***


さてそろそろ,プレ勉強会の素材(トラック01-05)を例にとって,
具体的なガイドラインを示したいと思います.
ねむねむです.典型的な「徹夜した次の日」でした.
頭はたらかない,なんもやるきしないー.

仕方ないので本棚から発見された
ムソルグスキーの展覧会の絵のDVD(カラヤン=ベルリン)を見て,
あとは棋譜並べとかしてみました.
以前森下卓ボンを100局並べてすっかり手厚くなった僕なのですけれど,
こんどは渡辺竜王あたりを並べてみようかなあと.現代感覚.

プレ勉強会ですが,今日サロン入れなくて焦ったですよ(汗).
もう復旧したみたい.

昨日はビール飲みながらざくっとミックスしてたので
あんまり厳密にはやってないんですけど,
例えば,4kHzは木管に渡すけど8kは弦がいただくよ,とかやってれば
もうちょっと行けたかなーとか思います(笑).

こういう倍音でのぶつかりって,楽譜(スコア)上では確認できないので注意です.
こればかりは耳(もしくはアナライザー)で確認することになります.
第4回準備期間ということで,midiシーケンサはもとより,
まだAudacityやSoundEngine freeでミックスしてるというみなさんは,
この機会にDAWのほうにスイッチしてみませんか.

CubaseやLogic,Acidといった市販品があればベストですけれど,
そういうのが無くても,
macの人はガレージバンドがおまけでくっついてきてますし,
winの人には強力なフリーウェアが用意されています.

・KRISTAL(フリーウェア/win)
正確にはDAWではありませんが非常に高機能かつ使いやすいソフト.
シェアになると言われていましたが(K2),フリー版も残してくれた模様.

・Music Studio Producer(フリーウェア/win)
僕は使ったことないんですけどフリーのDAWです.見るからに強力そう.
上位版(Standard/independance)はシェアウェアみたいです.


これからどーしてもEQの話とか出ると思いますので,
できたら導入しておいて下さい.
Audacityでは見えなかったミックスの世界が見えてくるはずです.


***

明日あさってとついに竜王戦の最終局.
先手後手はまだ決まっていません.振り駒で決定されます.

戦型は,渡辺竜王先手なら▲7六歩△3四歩▲2六歩のオープニングから後手一手損角換わり,羽生名人先手なら▲7六歩△8四歩▲6八銀から矢倉模様となることが予想されますが,確率は低いものの<羽生先手でなおかつ初手▲2六歩>だった場合には,人智を越えた激戦となるのではないかという気がしています.
メッセでgratinさんとお会いしました.ちょっと第4回勉強会のことをご相談.
正直今の僕のこの状態で開いちゃって大丈夫なのかなーという気持ちもあるんですけど,第3回のときも多忙を極めていたような気がしますし,まいっかとひとまず始めてみることに.あいかわらずケセラセラな僕です.

いちおう第1回〜第3回のメンバーには案内メールを出したんですけど,届いてなかったらすいません.あと私信ですがyebiっつぁん,君のアドレスはつぶれていたぞ(汗).ここ読んだら連絡ちょうだい.


今日は空き時間にEQでミドル(中音域)を切る実験.最初はハリウッドのバスドラの音を作ってたんですよ.それで,あ,ミドル切ったらいけるって思って.ミドルなんて最重要に見えるのに意外な展開.

それからてきとーに曲ファイルで実験.トータルEQで500Hz付近で-12dB程度になるよう,200-1kに谷を作ってみます.けっこう極端に切っても案外リアルオケに.何か足りないと思えば8kを軽くブースト.この作業ってQLSOあたりだといらないのかもしれないんですけど(汗).

この空いた(500Hz付近の)空間にダーク目のリバーブが流れ込むのでちょうどよい,という感覚でしょうか.たしかにもわもわミックスの犯人になりがちなのもこのゾーンですし.

今日はyoutubeでハンス・ジマーとか聴きまくってたんですけど(youtubeの劣化した音で聴くなという話もある),カットするゾーンが僕が思ってたよりちょっと高い位置にあるような気がしました.とりあえず先日ご紹介したシベリウスの1番もけっこう切ってると思います.PCやiPodで聴くmp3ファイルって,大ホールや映画館みたいな<空間>が利用できないので,別物として作られてるんですよ.
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