♥ 古いメール

ねむいです．

iBookくんのOS再インストールのため，今日はデータをバックアップ．
いらないデータはすべて吹っ飛んでしまうのですが，
こういう時いつもちらっと気にかかるのが，古いメールです．

大事にとっておいたところで，絶対見ないのはわかってるんですけど
なんとなーく，後ろ髪ひかれる思いです．

この気持ちをわかって下さる人は，たぶん
引っ越しの準備してるときに昔のアルバムとか出て来たら
そのまま１時間くらいそっちの世界から帰って来ないタイプの人だと思います．

♥ 春になりました

文書をカタカタ打っていたら，突然キーボードが効かなくなりました．
うわーなぜだ．traditionnellementをtraditionnairementと打つという
すげー恥ずかしいスペルミスをしたから呆れられたのか！（＜全世界に公表してんじゃないよ）

すかさず再起動（ぶおーん）．
ちゃんと立ち上がってくれてよかった．
長いこと連れ添っているこのiBook G3くんですが
そろそろあやういサインが出始めております．

一度，クリアインストールかも．やるなら帰国前しかないですね．
失敗したらどうしよう（汗）．
ところで音楽制作用に買った外付けHDDの
容量200GBのうち，既に半分使い切った模様です．
やっぱりサイズ大きいですね．aif（wave）ファイルは．

＊＊＊

ジッポーライターの調子が悪いです．火がつかないのです．
100円ライターで着火してから使ってます．

一見意味の無い行為なんですけれど，
そうすることによって芯がオイルを吸い上げるようになり，
数時間のあいだ使えるようになるのです．
......というか芯交換だ．

身の回りで，いろいろなものが転機を迎えているような気がします．
ということで結論は，４月ですね！　ということなのです．

♥ 思い出した

ナスとほうれん草を食べていて，＜転調作法＞で何を書こうとしてたか，
やっと思い出しました．
減５度だー！　つまりV7の周辺です．

転調先のV7をいきなり鳴らして転調する方法はもう書いたと思うので，
そちらはちょっと補足するに留めて，
今回は転調元のV7のことを．偽終止の話になると思います．

V度での半終止あたりことは補習に任せよう（丸投げ宣言）．
事例はあいかわらず見つかってないので，無しでいきます．

さっきですねー，２４行ってきたんですよ．

R戦で，僕の先手．

次に四間飛車が来たら舟囲いで＜棒銀＞を試そうと思っていたんですが，
この変則的な出だしだったので，＜左美濃＞になってしまいました．

▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △４四歩 ▲４八銀 △５四歩
▲５六歩 △３三角 ▲５八金右 △４二銀 ▲７八銀 △４五歩
▲６六歩 △５三銀 ▲６七金 △４二飛 ▲５七銀 △４四銀

......

後手が，矢倉の可能性を見せつつ振り飛車へ組んでいく様子が
わかりますでしょうか．図面ないけど（笑）．
僕の▲７八銀も，７七へ入る可能性（矢倉へ移行）を残す指し方です．

４五歩がとても早くて，隙あらば瞬殺という
初心者キラーな指し方だと思います．
でも逆にがちがちの持久戦になりやすいんですよね，こういうオープニングって．

以下169手という息のながーい戦いとなりまして，
（左美濃，堅いね！）
先手三月が勝ちました．このあいだと合わせてR戦２連勝です．奇跡だ．

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♥ リバーブの日

今日は用事でちょっとパリの北の方まで
行ってきたんですけれど，
メトロでアコーディオンを弾く音楽おじさん（＜あとで小銭回収）
との遭遇頻度がやたら高かったです．

いったい今日は何の日だったっけと思い，調べてみましたら，

ふろの日
２・２６事件
与謝野鉄幹etc.の誕生日

だそうです．

音楽と，おふろの接点はどこかといえば，
やはりリバーブしか思いつきません．
ということで今日は『リバーブの日』に決定です（＜いいのか）．


今日のひとことアドバイス：

かけすぎて「お風呂リバーブ」にならないよう，注意！！

♥ 弦のレガートについて

『ヴァージンロード（六月の花嫁）』のリメイク版をリリースした時に，
yebisuさんに「DTMで弦のレガートは鬼門なのか」というツッコミを
頂いたことがあったんですけど，
その時僕には，何のことを言われたのか実はよくわからなかったのです．

というのは，あの曲で弦がマルカート（歯切れよく発音すること）しているのは
１カ所だけで，あとは基本的にレガート奏法（切れ目無く流れるように）だったからです．

しかし今日，音の立ち上がりのことではないかと，ふと思ったのでした．
僕の使っているソフト音源では問題ないけれど，
サンプラー系では確かに鬼門かもしれません．

昔＜midiでクラシックを＞でも触れましたが，
いちおうDTMでレガートさせるための基本的な方法を
以下に記しておきます．



サンプルmp3

１．ゲートタイム（GT）を長めにとって，音同士を重ねる

上のサンプルでは，それ以外のことはしていません．
mp3の前半（画面写真では上段）と後半（同下段）を聴き比べてみて下さい．
違いがわかりやすいよう，あえてフォルテシモで弾かせています．
（元ネタが分かった人はショスタコ好きですね（笑））

基本的にこれでだいぶ印象が変わるはずです．
あとは，

２．アタックタイムを長めにとって音の立ち上がりを遅らせる
３．エクスプレッションで音の頭をつぶす／立ち上がりの色を変える

などの方法を併用すれば（各音で毎回ちょっとずつ変えるのね），
だいぶ表情をつけることができます．
もちろん，ヴェロシティは一音ずつ細かくいじります．大前提ですけど．

ただし，
実質waveの切り貼り作業となるサンプラーでは，
どこまでこの方法が使えるか，よくわかりません．
特にフォルテの弾き始めに「ごりっ」という音が入るサンプルの場合，
けっこー難しいと思います．まさに鬼門．
なるべく無難な音色を選んでおいてエクスプレッションで微調整，くらいしかないかも．

隠しテクニックとしては，
例えば1stバイオリンがディヴィジってる（パート内で和音を奏でる）場合，
あるいは1stバイオリンと2ndバイオリンが両方とも左にいて，
（できれば５度以内の）和声を奏でている場合，
下の音の入りのタイミングをややずらしておく
という手法もあるでしょうか．
２トラック目の協力を借りて＜ぼかし＞を作るわけです．

弦楽器の表現力というのは，やはり管楽器よりも数段上だと思います．
これを機械でシミュレートするのは並大抵のことではありません．
完璧な再現は不可能と割り切って，
「まぁいっか，このくらいで」という満足ラインを
自分の中に設定しておくことが肝要だと思います．

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